看護関連

大雪の中の灯

2月27日 宮古市は大雪にみまわれました  災害級の積雪
この時期、例年では、みぞれ雪が降り、春がくるねえと思う時期
ところがこの大雪ーーーーー

除雪車が少ないために車の渋滞
67cmという大雪に立ち往生、JR/三陸鉄道も運休となり
市民の足はを確保することが難しい状態でした

出勤した職員はなんとか車を止めましたが今度は、出れない状態
訪問看護師の足である、訪問車もだせないーーーーー( ;∀;)
訪問車は自車使用を職員へ依頼
訪問予定の利用者様からも、除雪が入らないから来れないよ、キャンセルのお電話を頂き、訪問調整ができました

医療度の高い方を優先し、停電に備えて訪問させていただきました

ありがたい、利用者さまからの心の支援を頂き、感謝!感謝!です

少し遠方に人工呼吸器の方がいらっしゃるので、雪の中、通行止めになりそうな三陸道路をひたすら進む

ほぼ、暴風雨、雪  それでも何とか現地に到着  帰りのことなど考えていませんでした

訪問先のご家族から、こんな荒れた日にきてくれるなんて、ありがたいが申し訳ない、と言葉を頂きました

この日は、ご家族に予定があり私たちの訪問で助かったとも話していました

さてさて、帰り  次の訪問先を考えて、もう、ここを出ないと間に合わない

外は、ホワイトアウト状態  いやいやどうするべきか?? とどまるか、GOで行くか

やはり、予定は変えられない、と思い利用者様の玄関を出て車を運転しました

いやあ、前が見えないーーーー でも電信柱は見える、そこを目指せばなんとか行けるかも?・?

同乗していたナースが「見えないですよーーー」  そうだね、ゆっくり慎重に走る私

けれど・・・・道路を外してしまいまして、畑に落ちた( ;∀;)

「おちましたね・・・・」と同乗していたナース  近所の方に引き上げてもらおうとお店の店主にお願いに行くと

「これは上げれないな、レッカー頼んだ方がいい」とアドバイス

利用者様宅へ徒歩で引き返し、事情説明をする

おうちの方から「寒いから上がって、上がって。これ飲んで温まりなさいって」温かいコーヒーを頂きレッカー車の到着を待つ

吹雪の中を歩いてきた、私たちを利用者様のご家族が迎えてくれました

「ガルシアさん、もう少し私の話を聞いてくれていたら、こんな目には合わなかったかもよ~次の訪問先が心配だったから、急いでいたのよね」と笑いながら話してくれる

ほんとにねえ、と私たちも大笑い

無事にレッカー車に引きあげられて、無事に宮古に戻りました

その夜7:30まで職員と雪かきし、訪問車脱出大作戦!! 見事車を動かすことが出来、めでたし、めでたし

吹雪の中の訪問看護でご家族様の温かさを感じた一日となりました。(*^-^*)

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