地域になじみながら、訪問させて頂いております
県外より就職してきている職員さんもいますので、宮古の言葉がなかな理解できない、そんな悩みも聞きます
ですが、理解できなくてもその言葉の響きに笑いが生まれます
そして、地元出身の私でさえもそんな言葉があったのですね!!と再発見します
病院を退院してから、医師の診たてでは、1週間が良いところでしょう、と説明をうけ在宅看取りにて受け入れをした方がおります
彼女の回復力が発揮され、CPAPも使用しなくてよく、膀胱留置カテーテルも外れ、安楽な療養生活を送っていらっしゃいます
退院直後は、ささやくような声でしたが今は、意思をはっきりお話してくださいます
支援が終わり、それではまた来週伺いますね、といつもの通り、握手を交わします
握手は、お互いのエネルギー交換でもあります
また、元気で来週、お会いしましょう、という願いを込めています
握手を終えて、いざ帰ろうとしたとき、握手の手が離れないのです
あらら、どうしたことでしょう
そこで彼女は、にやり、と笑い「ねっぱってるの」
私と介護者の娘さん、お互い顔を見合わせて、わっはっは!(^^)!
ねっぱってる~~!?
宮古の言葉で、くっついて、離れない、を意味しているのです
ありがたい、ありがたい 必要とされていることを実感した時間でした
訪問看護は、温かい、そして明るい光がさす
訪問看護という仕事に感謝です