看護関連

新人研修★3

新人さんたちが清潔ケアの練習をしました

利用者さんからは、ADLが低下した為にご自分で入浴、シャワー、着替えや
手足浴などができないので、訪問看護をお願いしたいと依頼を受けます

また食事はヘルパーさんに準備してもらったり、介助してもらったりしています
がお通じ(排便)が思うようではないのでなんとかしてほしい、とご相談もあります

はい、訪問看護の出番です!

清潔の支援に関しては、その方のADLの状況、自宅でできるのは何がベストか?
を考えます
自宅での入浴なのか?浴槽をまたぐのに自信がないのでシャワー浴か?
いや、安全を考えて、自宅の浴室は寒いから、デイサービスも考えるのか
清拭と手足浴を組み合わせ、入浴車も利用するミックス支援とか?等々

いやいや、どーしても自宅の風呂に入らないと死ねない、といわれたらどんな策があるのだろうか  真剣考えます

その方のご希望を叶えるべく、ケアマネージャーさんとアイディアの出し合い

清潔ケア、と言っても、これだけ考えることがありますね

その方にあった、清潔ケアの支援は何を選択するのか

選択した支援方法をひとつ一つ、確認していきます

使うタオルの厚さ、枚数、お湯の温度の加減、使うバケツや洗面器の違い
全て、個別に合わせます

特にお湯を使用しての清拭、その湯加減は難しい

使用している最中に冷めていく湯の温度を予測しながら、最初に汲む湯加減を決めないといけない
新人さんには至難の業

使うバケツや洗面器、汲んだ湯の量、外気温にも左右される湯の温度

熱すぎると自分がタオルを絞る時に苦労する

熱すぎる湯の場合のタオルの絞り方があります
これぞ、熟年の業(笑)

途中で冷めた湯に熱い湯の差し湯もよいですね

冷めたタオルでの清拭は利用者さんを苦しめる

温かいタオルで効果的に、消耗を最小限に、清拭の順番を組み立てないといけない

外気温の環境にも配慮を怠らず

たくさん配慮するべき点があるのですね、と新人の二人は振り返る

利用者さんからの「きもちよかったよ」を引き出すために、お湯の温度と格闘しています

熟年の業を次の新人さんに伝えれるとよいね

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